fukasawah.github.io

MCP資格のAZ-103に不合格しました

700点で合格、結果530点でダメでした。かすりもしねえ・・・

気になってたことがわかったり、問題形式とかわかったのでメモしておく。あと考えてる対策も・・・

問題内容はほとんどないです。書こうにもポリシーの秘密保持契約に引っかかりそうなのでビビってる。

1 . 守秘義務

(中略)

試験の質問、解答、内容、計算、図表、図面またはワークシートを含む、試験または試験に関連する情報(「試験関連情報」)の開示は固く禁じられています

そもそも、厳密に覚えてないので書こうにも書きづらい。

受験までに気になっていたこと

試験の流れ

なお、結果は点数のみでどこが間違えたかは教えてくれないが、こんな感じでどの分野が良かったか/悪かったかは教えてくれる。

こちらは全般的にダメでID周りが壊滅的な例です。誰か教えてくれ。

問題の言語について

日本語で翻訳も怪しい所はあまりなかった。

WebAppをWebアプリと訳していたりちょっと残念なところはあったが、Microsoftのドキュメントを日本語で日常的に読んでいれば補完が利くので違和感はないと思う。

試験時間について

180分。メールでは210分と書かれていたが30分は説明などの時間に使われる。

時間配分については自分で決められるが、後述するとおり、前の問題に戻れない点に注意する。

身分証について

メールでも記載があったが、身分を証明するものが2つ必要。 今回は運転免許証とパスポートを持っていった。

入場する運転免許証とパスポートはどちらかだけでもよくて、他にも保険証でも良いらしい。 要は顔写真と名前が一致する公式なものと、名前が一致する公式なものを2つ組み合わせれば良いらしい。

持ち物について

持ち込めない荷物はロッカーがあるので預けることができた。 (ちょっとした手荷物やジャケットは入るが、旅行鞄などは無理なサイズ感)

試験は席に案内されて受けることになるが、身分証1つ以外の私物は一切持ち込めない。

ただ、ロッカーの鍵、ホワイトボード、ペンが貸与されるので、これは持ち込むことができる。

ホワイトボードとペンは構成図を書くときなど、問題のイメージをつかむために使うものらしい。これは後で退出時に帰す事になる。お持ち帰りできない。

受験時間は余裕があるか・ないか

構成図を書いたりじっくり考えたりしたとこもあったが、それでも180分のうち90分も余らせたので余裕は十分ある。不合格だったんですけどね。

前の設問に戻れない形式なので、その間で見直しを入れるぐらいはやって良いかな。(進捗を見ながらですが)

出題形式

すべて選択式だった。具体的にどんな感じかは公式が動画付きで出している。 受験時の画面もこのままだった(おそらく模擬試験の動画なので、実際とは細かい違いはあるけど。)

マイクロソフト認定資格試験 - 試験形式および質問のタイプ

この動画の中で実際に見たのは以下。

注意したいのは、問題の見直し・修正が出来なくなるタイミングがいくつかあること。 一応ちゃんと警告と確認があるので早々困らないと思う。

全体の進捗(n問m問)と残り時間は常時表示されるが、どういう問題構成か事前に知る事はできない。

1問1答が大半で、1問あたり長くても5分で答えを出せるはずなので、時間的にはかなり余裕が出来るはず。 でも足りないよりは余ったほうが良いので、気持ち余裕を持つぐらいで良いと思う。 (ウェビナーでは時間が足りない的な事を言われたが、私は90分ぐらい余らせた。次回は1回は全部見直しを入れるぐらいはすると思う。)

ウェビナーでは「実際に操作する」みたいな話を聞いていたが、そういう問題はAZ-103にはなかったように見える。点数が少なすぎて足切りされたかもしれないけど。

問題内容

上記のとおり書かないようにする。本当に幅広い範囲で出るとしか言えない。

個人的には試験ページのスキルの評価(Skills measured)から汲み取るのはかなり難しい。

「○○を実現したい。次の中から選べ」という感じがほとんどで、実現する方法についてわからないとまず答えられない。

でも納得がいかない部分があるので少し書くと、おそらくネットワークの「有効なセキュリティルールを評価する」の範疇でAzure Network Watcherの問題とか出てくるし、VMの「データディスクの追加」でデータディスクを他のVMに付け替える問題が出てくる。前者は知らんかっただけだけど、後者はレアケースな作業でしょうに。

対策

結果のレポートにかかれているが、苦手分野がわかるのでそこを重点的にやっていきましょうという感じ。

要約すると、大人しく高い金をだして問題集を買い、苦手分野を重点的に解いて、知らんことにぶつかったら調べて手を動かして覚える、が良い気がしている。時間をめちゃくちゃ使うだろうけど。

今回取り組んだ勉強法としては以下。それ以外の方法を知らなかった。

受験して思ったのは、Skills measuredにある内容から試験を想像するのはまず無理だったということ。

ドキュメントは単一の機能の説明がほとんどで実運用時の事はあまり書かれてない。(ドキュメントなのでそりゃそうなんだけど、問題に出てくるような内容はもっと奥深くにある。だから普通に探したら見つからないし読まない。)

Learnで学べる内容はサービスの綺麗な部分を切り取ってる内容なので試験対策には弱すぎる。Azureに慣れさせる意味では良いかもしれない。

「AZ体系になる前の問題集」はクソみたいな翻訳、解説無し(もしくは翻訳されてない)、明らかに答え違うよね?という問題があったりするが、試験に即した問題造りになっており、試験対策には優秀だと思う。あと2問ほど問題集通りの内容が出てきたものもあった。最近のならもう少し良いかもしれない。

という感じで、問題集はちょっと効果あったなーという感じだった。

「こんだけ範囲が広いんだし、1個ぐらい犠牲にしてもええやろ」というふうに考えててID管理周りは少し削ってたけど、問題の割合を見ると少なくなかったし、出題割合あんま参考にならんな・・・という感じだった。

あと少しズレますが、一般的な概念の問題や用語はもちろん、Azureの用語の説明は全く出てこない。問題文にある「ブレード」とか何だよ、と思ったら、Portal上でリソースを選んだりしたときに出てくる左側のメニューのことらしい、というのを試験中に知ったとか。まぁそんな感じのレベルなんで落ちたんでしょう。

アーキテクチャセンターはちょっと見落としてたが、今風のアーキテクチャの話しかないので多分役に立たない気がする。でもAD回りは読んでも良いかもしれない。(後で読む)

感想

勉強不足でした。

ちなみに普段からAzureを触ってないというわけではなく、必要に応じてAzure CLIを使った手順書を書いたり、ARM Templateを書いたりする程度にはやってます。まぁAzure様からしたら「お前のそれはお遊びだ」というわけですね。

試験は単純に知らなくて「そういう事も出来るのか!」というのはかなり多くあった。 逆を言えば「そんなこと覚えている必要ある?」という内容でもある。

あとExpressRouteの問題は辛い。そんな高価なもん気軽にハンズオンできるわけないだろ!いい加減にしろ!

愚痴ばかりになってしまった。正直もう受けたくないがお仕事だからね・・・